産み分けの診察

産み分けの診察

病院で産み分けをするためには、様々な診察を受ける必要があります。それでは、簡単に、診察の流れを見ておきましょう。基本的に、産み分けは、健康保険の適用外ですが、たいてい、受付では、保険証を出すことを求められます。なぜなら、内診などで、子宮筋腫などの病気が見つかった場合、その治療を行うことになる可能性があるからです。病院によっては、そこで、問診票を記入することがあります。

 

問診票には、これまでの妊娠や出産の経過などを記入します。2人目以降の場合であれば、上の子供の母子手帳を持っていると良いでしょう。また、婦人科系の病気の治療歴を尋ねられる場合もあります。治療を受けたことのある人は、何年前に治療を受けたかなど、事前にメモしておくようにしましょう。

 

診察室に入ったら、医師の問診を受けます。その前に、ホルモン分泌の様子と妊娠の有無を確認するため、尿検査をする病院もあります。問診では、問診票や基礎体温表をもとに、様々な質問を受けます。産み分けについてのカウンセリングなので、セックスに関する質問も、当然あります。恥ずかしがらずに、正直に答えましょう。また、不安に思うことなどがあったら、積極的に質問するようにしてください。

 

診察では、妊娠のときと同様、内診を行ないます。そこで、妊娠が可能かどうかを調べ、性感染症や子宮ガンの検査もします。次に、膣や卵巣、子宮の状態を調べます。超音波検査では、最終的な排卵の確認が行われます。膣のなかに、直接入れる経膣プローブで、子宮や卵巣を観察すると、はっきりと排卵の様子わかります。

 

そして、様々な検査の結果から、排卵日がわかり、妊娠できる状態であるのなら、具体的な性交のタイミングや方法について、医師から指導されます。まだ、排卵日まで日があるという場合は、排卵が近くなった頃、再び受診し、改めて性交のタイミングを指導します。また、1度目で妊娠しないときは、また通院して指導を受け続けていくことになります。