食事による産み分け

産み分けの効果を高めることができる食事のメニューがあるという話をよく耳にします。本当に、食事だけで、産み分けは可能になるのでしょうか。よく知られていることは、男の子が欲しいのなら、肉料理をよく食べ、女の子が欲しいのなら魚料理を食べるとよいなどと言われています。このように、食事によって、産み分ける方法としては、いろいろな説が存在しているようです。

 

食事による産み分けとして、有名なものに、トミサワ式という方法があります。これは、食事によって、体を酸性やアルカリ性することによって産み分けを可能にするという方法です。男の子を望んでいる場合は、お母さんは、毎日、サラダ菜食べます。そして、肉類、卵、みかん、お菓子などは食べてはいけません。お父さんは、毎日、魚、卵、肉を、決められた量だけ食べて、海藻類やこんにゃく、レタス、じゃがいも、バナナなどは食べてはいけません。また、女の子を望んでいるという場合は、お母さんは、毎日、肉と卵と魚を食べます。そして、きゅうり、こんにゃく、海藻類は食べてはいけません。そして、お父さんは、毎日、サラダ菜を食べて、トマトや柑橘類は食べてはいけません。

 

しかし、トミサワ式を実験してみたことがあるという人の話によると、毎日、決められた食事を守るということが、大変なストレスになり、苦労したということでした。特に、男性にとって、会社で食事をしたり、残業があったり、接待で外食をしたりと、現実的には、決められた食事を厳密に食べ続けるのは、かなり困難なことであると思います。

 

従って、結論としては、食事による産み分け法は、現実的に考えて、あまり効果的ではないと言えるようです。また、お父さんも、そして妊娠中のお母さんも、偏った食事をとることになってしまうので、健康の面からも、あまりおすすめできません。